ニット直しの匠シチジョウニット修理工房。

匠の逸品

 
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ニット修理の匠は常に、お客さまの思いを大切に、心を込めて作業しております。

ニットの種類は多種多様。
糸の太さ・編み方によって修理の難しさは違ってきます。

また修理箇所によっては、いくつかの修理方法をご提案することもできますし、
お客さまが望まれる仕上りによっても作業は変わって参ります。

例えば、この黄色いニットの修理のケースでご説明致します。

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このニットの場合、脇から糸がとれるので、脇を丁寧にほどき、
とれた糸を一本一本大切にアイロンをかけ使用します。
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同色の新しい毛糸や種類の違う糸では綺麗に仕上りません。
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ほどいた後はロックミシンで縫い直します。
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こうしてやっと用意できた糸を大切に大切に、一目一目心を込めて作業します。
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どのような修理でも必ずお客さまには多少の修理跡が残る旨をお伝えし、
お客さまにご納得いただいた上で作業させていただいております。
この黄色いニットの修理は穴開きが三箇所あり、穴の大きさも5mm以上と大きく、
跡が残ってしまった方の事例ですが、お客さまにとっては思い出の品ということで、
大変喜んでいただきました。

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それでは、修理するニットの脇から同色の糸がとれない場合は、どのように修理させていただくかをご説明致します。

ニットの糸は着用される年月とともに風合いを増し、新品の頃の色合いとは若干異なって参ります。
ですから、同系色の新しい糸では違和感が生じ、綺麗に修理することはできません。

ニット修理の匠は今まで何百着、何千着、何万着というニットの修理をさせていただく中で、
各お客さまの修理の残り糸を大切に大切に保管しております。
※これは、ほんの一部の糸の写真です。 

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この中から、一本一本見比べ、お客さまのニットに合う糸を選び修理させていただきます。
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この糸の選別はニット修理の匠ならではの経験がものを言う他には真似のできない技であると自負しております。

ただ、ニットの穴開きの修理の中には、脇から糸がとれず、また他の糸で修理するのも困難なケースが多々あります。

そんな時、「段消し」という修理方法があります。

「段消し」と言っても、ただ単に、穴が開いた分の段を消すのではなく、全体のバランスを考え、

丁寧に穴の開いた部分周辺の糸をとり、取った糸で編み直す方法です。

より繊細な神経を使う 匠にしかできない高度な修理方法です。

修理前の画像と修理後の画像をご覧いただくと、ご理解いただけると存じます。

【修理前画像】

dankeshibeforesmall.jpg実物大の画像です。

このニットの場合、全体がゴム編みなので、より難しかったです。

このように、編み方によっても修理の困難さが違ってきます。

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↑↑↑ これは穴開き部分の拡大画像です。

【修理後画像】

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「段消し」の修理後の画像です。

一段 段がなくなっているのが、おわかりいただけますでしょうか。

大変繊細で難しく高度な修理方法です。